秋の空

十月は神無月、また時雨月ともいいます。
晴れていた空がたちまち曇って冷たい秋の雨が降り出す。
女心と秋の空とはよくいったものです。
ふじせいの昼は女性のお客様が多く、二階からは朗らかな笑い声が聞こえてきます。
舅姑を見送り、子や孫も育てあげ、後期高齢者と呼ばれながらも家事雑事を難なくこなし、
夫の介護の合間に会食を楽しむ皆さま。
揺れる女心を内に秘め、たくましく生きるその姿は私が「行く道」の手本です。
今日もお香を焚いたり、置き香をしたりして、ざわつく心を落ち着かせようとしている未熟者の私です。

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