新しい形

一関のもち本膳は、日本料理の最高の格式とされる懐石料理の一汁三菜を、
もち料理だけで調えた大変珍しいものです。
冠婚葬祭、どちらにも最初に供されるのは「あんこもち」。
次に出されるもち料理は「お料理もち」と呼ばれます。
くるみ、ごま、納豆などです。
締めくくりのお雑煮椀は、正式には引き菜椀といいます。
口上や食べ方の作法にも一定の形式があり、
これは仙台藩で主流だった小笠原流の作法がその基本にあるとされています。
ふじせいのひと口サイズのもち膳は、伝統の形ではありません。
伝統の味を守りながら、食べやすい形で一関のもち料理を伝えていきたいと
ふじせいが考案したものです。
食べ繋いでこその一関のもち料理です。

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