晩秋

連日の落ち葉掃きで、腰が痛くなってきていましたが、今日の一関は朝からの雨。少しお休みなさいというのでしょうか。なにしろ掃く作業をしている頭上から絶え間なく葉が降り注ぐのですから、切のない仕事です。紅葉の盛りを過ぎると、陽に透けるほど葉っぱは薄くなってきます。少し強い風が吹いたり、雨が降れば一斉に葉を落とす。このころの山里の美しさは格別です。落葉寸前の、でもまだ鮮やかな木々の下に、くくられた小菊のピンクや黄色、あずき色。その美しい風景を、各駅停車の車窓から楽しんだものでした。お店のお花にも、敢えて枯れた葉も使って、ゆく秋を楽しんでいます。

関連する雑記帳

Translate »