想夫恋

生け花をお稽古していた頃は花材は花屋さんから買っていましたが、いつの頃からか自然の花を挿すことが多くなりました。鳥が運んだのか名も知らぬ庭の小さな花、道端から摘んだ雑草、それから遠出した山道に咲いていた野辺の花、、、などなど。生きている花は、たとえそれが名もない道端の花1本であっても心を満たしてくれますね。
先日はお客様から庭の花をいただきました。やさしい色合いですが木枯らしにもまけない冬の花、山茶花で、名は想夫恋。 冬に咲く花の凛とした美しさはなおさら心に沁みます。

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