ローカル線再び

昨秋、ローカル線に乗って小さな旅をしました。この海が見納めになろうとは夢にも思わず。震災後、再びガタゴトと運ばれる心地よさに身を任せたいような気持ちがようやく戻ってきて、秋田からの帰途、ローカル線に乗車しました。秋田から横手、横手で40分の待ち合わせ後北上まで。北上から東北本線で一関まで。4時間半の長旅でした。林から響くセミの声、モンスターのようなクズの花、風に揺れる稲の穂、窓から差し込む弱い日差し・・・車窓の景色は確実に夏の終りを告げていました。日本の原風景が流れる車窓の景色、時空を超えていくような感覚、ローカル線の旅、秋にも、ぜひ。
秋田市千秋公園の番所にて、パチリ。

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