ローカル線に乗って

ローカル線の小さな旅。ただただゴトゴト走る列車に身を委ねる極上の時間。9月には仙山線で山寺へ。てっぺんまで千段あまりの階段、なんとか上り切りました。晩秋は北上~横手~新庄~小牛田とぐるりと回ってきました。風が吹けばハラハラと落葉寸前の木々。高い山はうっすら雪化粧。無人駅で乗り降りする様々な人々。町が近くなると高校生の群れで急に賑やかになる車内。やがて静かな闇。点々と灯る明かり。窓に映る老いた自分の顔で現実に引き戻されて・・・終点一ノ関駅着。見失った何かをそっと思い出せそうな、時空を超えた旅です。

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