枇杷

枇杷の季節です。3千年も昔、インドの古い仏典に、優れた薬効を持ち万病を治す植物として登場していた枇杷。木は「大薬王樹」、その葉は全ての憂いを取り除く「無優扇」と名付けられていたとか。 日本では奈良時代、光明皇后がつくられた施薬院で、すでに枇杷の葉療法が行われていたそうです。娘が幼稚園の頃、種を植えた枇杷。20年後の現在、木は大きくなりましたが、いまだに実がなりません。草木に関しては、生命力を信じて放任主義(植えっぱなし)の私ゆえ、仕方ないか・・・。ご近所の枇杷の実をうらやましく眺めているこの頃です。

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