大槻三賢人

数日前、お客様から大槻三賢人像はどこにありますかと尋ねられました。

一ノ関駅西口の真ん前に胸像が立っております。

大槻玄沢は、一関藩医玄梁の長男で建部清庵の門弟です。

日本初の蘭学塾「芝蘭堂」を開き、蘭学・オランダ語の入門書「蘭学階梯」や

「解体新書」を改訳した「重訂解体新書」などの著書があります。

大槻磐渓は玄沢の二男で、開国を唱えた和魂洋才の儒学者です。

大槻文彦はその磐渓の三男。文部省から辞書の編集を命じられ、

16年の歳月をかけ、わが国初の辞書「言海」を完成させました。

駅から出たら、ぜひ立ち止まってご覧くださいませ。

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