一関市の中央部を流れる北上川、その支流の磐井川。
川は大きな恵みと共に、水害をも連れてきました。
昭和22年のカスリン台風、同23年のアイオン台風。
2年連続して大水害に見舞われ、未曾有の損害を被ったのでした。
私たち世代は祖父母や両親から、幾度もその悲惨さを聞かされて参りました。
その復興を願い、犠牲者を弔う花火が打ち上げられたのが昭和27年8月1日。
以来、8月1日は、川開きとして定着していましたが、
6日~8日まで商店街を彩った一関七夕まつりと合わせて、
夏祭りは、8月の第一金、土、日の3日間に集約されたのです。
繰り返す試練に、立ち向かってきたことを忘れてはなりませんね。😢