あるべきところ

かつて、茶事懐石料理人半沢鶴子さんが言っておられました。

庭の植物は、あるべきところに根を下ろすので、そのままでいいのだと。

言われて見ると、我が雑草園も、塀の間際に南天やムラサキシキブが、

あたかも植えたかのように収まっています。

かの分析心理学者の河合隼雄氏でさえ、私は大いなるものにキャスティングされたのかも、

と著書で笑って述べられておりますから、あるべきところに、あるべきものが来るように、

大いなるものの力が働いているのかもしれません。

植物も、人との出会いも。

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