新品の厚手の黒タイツ、爪をひっかけて伝線しました!
子供の頃は、タイツもソックスも、時には衣類さえも繕ってもらって着ていました。
そこで、思い出したのが「刺し子」。
かつて布はとても貴重で、庶民には麻布しか許されない時代。
貧しい農民たちが、寒い冬を凌ぐため縫い目に糸を刺して防寒着に仕立てたのです。
継ぎ足した目を重ね重ねて、はぎれになっても、なお継ぎ足した作業。
中には、糸も30センチくらいずつしか買えないくらい貧しかった人もあったとか。😭
タイツを繕う針仕事で、いつしか気持ちが穏やかになっていきました。