水害の街

雨が降り続くと高齢の方は皆心配そうに空を見上げます。
 昭和22年、23年のカスリン・アイオン台風は、573名の死者、
行方不明者を出す未曾有の大洪水で、一関は壊滅的な被害を受けました。
水害復興から始まった街づくりの歴史はまさに水害との闘い。
この度国の治水工事で堤防拡張が決まりました。
両親はもとより地域は高齢世帯で、移転は深刻な事態ですが、
皆気丈に受け止めているのは、水害のない街を望むゆえにほかなりません。

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