オオイヌノフグリ

毎年、この季節には同じことをかいていますが、春を告げる小さな花、オオイヌノフグリを今年も堤防の草の中に見つけました。空を映したかのような5ミリあるかないかの小さな水色の花です。不似合いな名前はその実にあるのでしょうか。花自体はとても可憐です。千葉県では「星の瞳」とよばれているとか。この花が咲くころ、春の訪れを待ち焦がれていた私たちは、一斉に野に駆け出すのでしたが、野山を駆け回る子供たちの姿を見かけることは、もう久しくありません。そして子供たちに花びらを降り注いだ桜も堤防拡張工事のため、今年で見納めとなります。

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