先日、今年度第7回目の「もち食推進会議」が開催されました。
平成2年JAさん主導の「餅食普及推進協議会」に始まり、
イトーヨーカ堂さんが国内全店舗に一関もち弁当を販売したいと
一関を表敬訪問したことがきっかけで発足した「一関もちプロジャクト」は
「一関もち街道」「もち文化研究会」「もち食推進会議」として受け継がれています。
平成23年にユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」の中には餅食文化が含まれ
今年の秋には、一関・平泉が「食と農の景勝地」に認定されました。
開業以来25年間、活動に関わってきた私としては万感の思いです。
藩政時代から受け継ぐもち食文化である一汁三菜の「もち本膳」には
さまざまな決まりごとがあるのですが
開業時、気軽にもち料理を賞味していただこうと
考案したのがふじせいの「ひと口もち膳」でした。
伝統と革新。
一関の伝統もち文化を継承していくために
更なる進化を目指します。