5月12日に世界遺産登録の延期勧告を受けた平泉。
7月７日の審議委員会での逆転勝利を信じてさまざまな活動を繰り広げて参りましたが、
残念ながら勧告どおり今年の登録は見送られました。
日本の世界遺産登録の候補が見送られたのは今回が初めてなそうで、
関係者のみならず、遺産登録の申請に向けて活動中の日本各地にも衝撃が走ったようです。
しかし、私達岩手県民が浄土思想について少しなりとも学び合い、
よりよいおもてなしについても皆で意見を交わし合い、
古都平泉の価値を再確認できたことは、一歩前進でした。
登録はされずとも、歴史を見つめてきた山河、千年昔と変らずこの地にあり。