この地方独特のエビもちは、灌漑用の沼や小川から採取した沼えびを醤油で絡めたものです。

近年、採取が難しくなったのは外来魚のブラックバスが原因とか。

市場に出回らなくなったので霞が浦の漁師さんから直接仕入れておりました。

が、そこからも入らなくなり、ふすべ餅＝鶏ごぼう餅を代替品としてお出ししております。

ふすべ餅はドジョウを使ったものと、ごぼうのすりおろしに鶏ひき肉を加えたものとあり、

一関地方のもち食文化の奥深さを感じるところですね。

珍しい伝統もち料理、ぜひ味わってみてくださいませ！

下段左端がエビもちが鶏ごぼうもちになります。