400年の歴史を誇る伝統食文化「もち本膳」。
仙台藩祖伊達政宗公が、儀礼式に則って、始めたとされております。
この地方では、おめでたい時もそうでない時、あらたまったお席では、
最高のおもてなしである「もち本膳」が振舞われます。
お席には「おとりもち」と呼ばれる指南役がおりまして、
口上を述べた後に、独特の作法に従って、餅をいただきます。
大根おろしをひと口、次はあんこ餅、そして料理餅と呼ばれる(ごまとかくるみなど)を
いただき、引き菜椀(お雑煮)で締めくくりとなります。
日本料理では最高のおもてなしとされる一汁三菜の「本膳料理」を
餅だけで調えた食文化を継承したいものと、
現代風にアレンジして考案したのが「元祖ひと口もち膳」です。
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