一関ならではのもち料理として、(沼)エビもちがございます。
「今日はエビもちにするからエビ採って来い!」
聞くや否や、少年だった亡き父は兄たちと近くの小川や灌漑用の沼に
喜び勇んで走ったそうです。
もち料理は、何といってもごちそうですからね。
お店で品薄になった時は、茨城県霞ケ浦で漁を営む方から直で仕入れます。
今提供しているエビもちは、霞が浦の沼エビです。
そんな漁の風景なども思い浮かべながら、お召し上がりくださいませ。
*なお、本来は炒って醤油をからめるだけのエビもちですが、ヒゲはチクチクするし、なかなか飲み込めないため、ふじせいでは敢えてとろみをつけてお出ししております。